スポーツ脳 アスリートの「覚醒」を科学するニューロサイエンス
【目次】
プロローグ
Chapter 1 神がかりの瞬間 反射と反応
Chapter 2 もう一人に出会う 極限の幻覚
Chapter 3 ゾーンに入る フローのニューロサイエンス
Chapter 4 高所から戦況を眺める 鳥瞰的視野
Chapter 5 予測通りに進む アスリートの大脳皮質の使い方
Chapter 6 ボールはともだちか僕の足 身体図式の拡張
Chapter 7 時間がゆっくり進む 時間認知とスポーツ
Chapter 8 ゾーンの伝染 グループフローと集団同期
【記事】
スポーツの観かたが変わる! 自分の身体と意識が拡張する!
ワールドカップで活躍したスーパースターは,空からの視点を駆使することでフィールドを支配しています.大人気サッカー漫画の主人公も「空間認識能力」を武器にライバルたちとの闘いに挑んでいます.そんな能力を,世阿弥も持っていたかもしれません.トップアスリートのすごさはこれだけではありません.「身体が勝手に動く」のは,普通の大人が捨て去ってしまった原始反射の生き残りかもしれません.神がかり的なプレーは,“ゾーン”に入ったことが要因かもしれません.そもそもゾーンってなんでしょう.その他,「登山における第三者現象」「ともかづき」「ボールはともだち」「時間がゆっくり進んだ」など,脳と身体と感覚を取り巻くテーマに,脳科学がどこまで迫っているのか知りたくないですか? 最新の研究は,「ゾーンは伝染する」ことにも回答を用意しています.少しだけその答えを明かすと,“応援”にも科学的意味があるんです.スポーツと脳の不思議な関係をぜひ覗いてみてください.