【目次】
今なぜMRIが必要なのか
1 MRIと他の画像検査の比較
2 知っておきたいMRIの基礎知識
3 顎関節のMRIにおけるアーチファクト
4 顎関節のMR正常解剖
5 関節円板転位 (1)円板の位置異常について
6 関節円板転位 (2)円板の動態異常について
7 下顎頭の骨変化,骨髄変化およびその他の異常
8 Joint effusion
9 顎関節部の骨折および滑膜軟骨腫症
10 Double contour像およびdouble contour like structure像
11 偽円板…髙岡亮太
12 MR 画像読影のpitfalls(落とし穴)
13 MR検査の依頼方法
14 実際の症例を見てみよう
あとがき
【記事】
MRIは軟組織である関節円板を捉えることができるため,顎関節疾患の診断に欠かせない存在となっています.近年は大学病院や総合病院以外にも画像診断センターが増え,撮像を依頼できる環境になりました.
歯科医療においてMRIは身近になってきたものの,MRIの読影は難しく,学習には時間と経験を要し,役立つ参考書が少ない状況であるため,顎関節MRIの読影に特化した,実践的に解説する参考書を刊行することとしました.
歯科放射線専門医,補綴専門医,矯正専門医が執筆し,画像診断学的視点,咬合・補綴的視点,成長発育や矯正学的視点を交差させることで,単なる読影マニュアルではない,多角的で臨床に直結する内容となっています.