哲学するAIと歩む 新・医学概論 続・勤務医の働き方改革
【目次】
Part 1: Deep Thinking 時代の判断力批判
Part 2: Deep Thinking 時代の臨床倫理専門家
Part 3: Deep Thinking 時代の診療録の書き方
Part 4: AIによる臨床倫理検討会 カズイストリ
終わりに 総合内科15年目の医師の判断力批判
【記事】
「計算はAIに、決断と責任は私に。」
総合内科医がカント・レヴィナスと歩む、AI時代の新・医学概論。
AIが進化すれば、医師は楽ができるようになるのか?
本書はその「安楽なソファ」としてのAI活用を真っ向から否定します。
AIという「規定的判断力」の巨人が診察室に座る今、医師に求められるのは、目の前の患者という「特殊」から未知の普遍(診断)を導き出す「反省的な判断力」の負荷に耐えることです。
AIは医師を怠惰にするツールではなく、知性を鍛え上げるための「ムチ」なのです。
本書は、滋賀医科大学総合内科教授である著者が、生成AI(Gemini)と3日間にわたる濃密な「思考の壁打ち」を経て書き上げた、全く新しい医学哲学の実践書です。
カントの『判断力批判』やレヴィナスの「顔」の倫理を補助線に、診断学、臨床倫理、そして診療録(カルテ)のあり方を根底から再定義します。