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くすりのかたち外伝 「化学構造式で わかる! 使える! まいにち薬会話」薬物動態編

浅井考介・柴田奈央・著

出版社

南山堂

発行日

2025/12/10

判型

B5

ページ数

127

ISBN

978-4-525-72411-5

カテゴリ
本体価格 2,000円
(税込価格 2,200円)

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【目次】
01.「消化管からの吸収率がよい薬です」
02.「皮膚からゆっくりと吸収される薬です」
03.「食事の影響により吸収率が変化します」
04.「投与前後にルートをフラッシュしてください」
05.「漢方薬は食前に服用してください」
06.「飲み忘れても食後の服用は避けてください」
07.「抗菌薬は指示されたタイミングで飲んでください」
08.「CYP3A4で代謝されるため併用禁忌です」
09.「腎機能が低下した患者では減量が必要です」
10.「作用が長時間持続するため週1回の薬です」
【記事】
記憶や検索では追いきれない医薬品情報.それ,化学構造式がお力になれます!
~薬剤師の定番フレーズを化学する!~
モノからヒトへ,そして薬剤師も「対物」業務から「対人」業務へ.こんな構想が2015年に厚生労働省「患者のための薬局ビジョン」に記されてから10年.薬剤師の薬の専門家としての対話力・発信力はどのくらい向上したでしょうか.まさか,添付文書どおりの説明を暗唱し,「お変わりありませんか」「お大事に」のテンプレで締めていませんよね?
ここ10年では患者との対話だけでなく,他職種への情報共有や処方提案も求められるようになり,薬剤師が“薬にまつわる何らかの説明”をする機会は格段に増加しています.そんなときに,添付文書に書いてあったフレーズや先輩が使っていたフレーズのうわべを暗記してそのまま繰り返すだけでは,専門家として信頼は得られません.患者から,医師から,看護師から,薬剤師の力を求められたときに,自信をもって薬の吸収のしやすさや,服薬プラン・PK/PD理論,相互作用を“自分の知識に基づく言葉”で説明できるようになりませんか? 本書では,“薬局・調剤室で飛び交う定番フレーズ”をもとに,有機化学の視点で,薬のはたらきを読み解きます.第2弾は“薬物動態”を添付文書にも載っている「くすりのかたち」(化学構造式)から解説.しかもこれを読めば,登場するほとんどの化学の知識は,なんと高校までで見聞きしていることにも気づくはず.薬学部で有機化学をうっすら嫌いになった皆さんにもオススメです!

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