小児診療 Knowledge & Skill 3 領域横断的視点による腎・泌尿器疾患の診療
【目次】
序章 慢性腎臓病(CKD)予防を目的とした腎泌尿器疾患の診療
1章 発症機序を理解するための知識
2章 腎泌尿器疾患の検査法
3章 スクリーニングと早期発見
4章 治療法・生活管理
5章 ネフローゼ症候群
6章 糸球体疾患
7章 全身疾患に伴う腎病変
8章 尿細管間質性疾患,嚢胞性疾患
9章 先天性腎尿路異常(CAKUT),泌尿器疾患
10章 感染症
11章 結石症
12章 下部尿路機能障害
13章 高血圧症
14章 社会的対応
【記事】
腎・泌尿器疾患は,尿の生成を担う腎臓・尿管,畜尿・排泄を担う膀胱・尿道の2つの領域にわたる.一連のしくみは密接に関わり,腎臓と泌尿器の専門医がともに得意分野を紹介.日本では3歳児検尿と学校検尿の普及により,小児科医が腎疾患の早期発見に寄与している.尿路感染症,夜尿症など身近な疾患から,専門的なネフローゼ症候群,糸球体疾患まで,臨床に活かすセレンディピティ.