厄介で関わりたくないアディクション患者とどうかかわるか
【目次】
I.アディクションとは何か
II.さまざまなアディクションの特徴とその対応
III.アディクションの共通した特徴とは
IV.厄介なアディクション患者が回復するために
V.ハームリダクションの考えを取り入れたアディクション治療
VI.やめさせなくてよいアディクション支援
VII.具体的にアディクション患者とどうかかわればいいのか
VIII.治療者・支援者に大切なこと
IX.女性とアディクション
X.子供のアディクションとその対応
XI.「アディクションの時代」をどう生きるか
【記事】
「やめさせる」から「理解する」へ.アディクション患者に向き合う治療者のための実践書.
アディクション患者に向き合うことは,しばしば支援者を疲弊させます.本書は,「厄介で関わりたくない」と感じたときにこそ役立つ,“支援者のための実践書”です.ハームリダクションの理念を軸に,「やめさせよう」とせず「つながりを回復する」ための関わり方を提示しました.患者の行動の背景にある生育歴,人間不信,自己否定を理解し,信頼関係を築くための具体的手法を,豊富な臨床経験から解説.治療者が孤立せず,希望をもって支援を続けるための指針となる一冊です.