【記事】
眼瞼のスペシャリストである編者が送る,「ありきたりではない」眼瞼治療の教科書です.
眼瞼診療において,大きな切開を伴う手術は技術的にも設備的にもハードルは低くありません.
そこで,本書では眼科の多くが備えている「処置室」があればできる範囲に内容を絞りました.
具体的には,
1.網羅的な保存的治療
2.「あまり切らないけど,少しだけ切る」プチ手術
3.美容,たるみ予防等のケア,自由診療など眼瞼にまつわる内容
以上の3テーマを中心に,眼科・形成外科・皮膚科などあらゆる分野のエキスパートが明日の診療ですぐに役立つテクニックを解説しています.
「処置室」と範囲を限定してはいるものの,シリーズ最大級のイラスト・ボリュームで,多岐にわたる内容を余すところなく盛り込み,むしろ「処置室だけでここまでできる」と好奇心を刺激するはず.
「切らない眼科医」の方はもちろん,眼瞼に関わるすべての方の世界をきっと広げる一冊です.