【記事】
「大丈夫?」と聞かれると、つい「大丈夫!」と答えちゃう
大ごとにしたくないから、なんとなく隠しちゃう
不調の相談をためらいがちな中高生のための家庭医学の本を作りました
けがをした、具合が悪い、思春期を迎えて体調や気分がこれまでとは違う――自分のからだやこころに不安を感じたとき、この本を開いてみてください。
本の内容は「けが」「病気」「性の悩みごと」「こころと生活の悩みごと」の4編に大きく分かれています。
子どもの専門総合病院に勤務する小児科専門医を中心とした医師たちが、10代が直面しがちなけがや体調不良、だんだん大人になっていくからだに関すること、こころの悩みについて、医学的に正確に、わかりやすい文章で説明しています。
性に関しては「国際セクシャリティ教育ガイダンス」に基づきました。
心身の不安解消のためには、手当ての方法や病院のかかり方だけでなく、誰かに相談することもとても大事です。
自分で対処するための知識も人を頼る大切さも、この本で学ぶことができます。
誰よりもいちばん身近であり、一生をともに歩んでいく人である「自分」を大切にするための、からだとこころのセルフケアの方法をお教えします。