【記事】
遺伝学的検査・抗体検査や画像診断が進歩した現在でも,臨床神経学の第一歩は神経学的診察による局在診断であり,その基盤として正確な神経解剖学的知識が欠かせない.本書はMathias Bähr教授とIngo Bechmann教授による「Neurologisch-topische Diagnostik Anatomie-Function-Klinik」第11版の日本語訳.分かりやすい訳文と260点を超える豊富な図表により,実際の神経症候を基礎となる神経解剖学と結びつけて理解するのに最適な1冊.神経診断学を志す学生からさらに理解を深めたい専門家まで,幅広く支持され続けるロングセラー教科書の最新版!