迷えるメンター・メンティーに捧げる! 医学教育に活かすメンタリング
【目次】
1 ● メンタリングとは
2 ● メンタリング・メンターシップに関連するこれまでの研究
3 ● 医学教育や医療の現場にメンターシップを導入することで改善が期待できること
4 ● メンターに知っておいて欲しいこと
5 ● メンティーに知っておいて欲しいこと
6 ● メンターシップと多様性・女性医師へのメンターシップ
7 ● 国立成育医療研究センターのメンターシッププログラム
8 ● メンタリング・メンターシップの今後の課題
【記事】
先輩が後輩に教えるだけの医学教育に足りないもの⇒⇒⇒メンタリング
「メンタリング」できていますか? 先輩に指導を受けたら,もしくは後輩ができたら即メンター(指導者)・メンティー(指導を受ける側)の関係になるわけではありません.メンタリング(メンターシップ)は,個々人の目指すべき目標や,性格,背景などによってベストな方法が異なります.メンターとして,メンティーから望まれている役割はなんでしょうか(伝統・コネクター・コーチ・スポンサー).メンタリングの基礎を知らずして行き着く先は「ハイジャック犯」「占有者」「搾取者」「カントリークラブの仲間」「ボトルネック」「世界旅行者」です.一方で,“良いメンティー”になるにも条件があります.良いメンターを見つけ,良いメンティーになることこそ,あなたのキャリアの第一歩です.