【記事】
がんゲノム医療の著しい進捗とともに,ますますその重要性が高まる分子病理学.改訂に際して,近年,注目を集めているリッキドバイオプシーやロングリードシークエンスはもちろん,全編を通じて分子病理学の知識をアップデートした.また今後がんゲノム医療に取り入れられるであろう,空間トランスクリプトーム解析の項を新たに設けるなど,先進的な取り組みも解説する.初版にも収録した分子病理専門医試験を想定した「練習問題」(115問),「症例問題」(5題)を刷新して掲載.専門医試験の対策本としても,資格取得後の実践にも役立つ1冊.