【記事】
白衣の天使と呼ばれ、患者のため自己犠牲と献身が当たり前とされてきた看護職。しかし、それゆえに、疲弊し、バーンアウトしやすい仕事であることも事実です。さらに、病院内のピラミッド型の組織では、たとえ上司が間違っていても「出る杭は打たれる」ことを恐れて、黙って我慢するしかないときもあります。それにより、患者の生命や安全に影響が及べば本末転倒です。
そんな状況に一石を投じるのが「心理的安全性」という考え方。本書では、看護職が幸せに働くことができるように、「心理的安全性・ウェルビーイング・ポジティブ心理学」を中心に据えた看護管理、看護実践を提案します。