ビフォー・アフターでわかる 医療現場のコミュニケーション
【目次】
第1章 ビフォー&アフターでわかる! 患者とのコミュニケーションで大切にしたい7つのこと
第2章 ビフォー&アフターでわかる! 対応に悩むケースでの効果的なコミュニケーション
第3章 ビフォー&アフターでわかる! 実臨床における説明方法の一工夫
【記事】
どの医療現場でも精神疾患を持つ患者さんとコミュニケーションをとる機会がありますが、対応に苦手意識を持っている医療スタッフの方も多数いらっしゃるかと思います。
また、精神疾患を持つ患者さんと接するとなると、「院内の精神科医に相談すればいいのでは?」と考える方がいるかもしれませんが、全国の一般病院のうち、常勤の精神科医がいるのはたったの10%で、大半は精神科医に気軽にコンサルトできない現実があります。
そこで、本書では精神科医でリエゾン精神医学を専門とする著者が、医療スタッフの知っておきたい精神症状の評価や対応の仕方について、コミュニケーションを切り口に対話形式で分かりやすく解説します。
具体例としてよくある事例(ビフォー)とこうすればもっと良くなる(アフター)を交え、実践的なコミュニケーション能力を身に着けることができます。