【目次】
特集 【研究する人間】 木下康仁先生の功績と足跡
■I.研究者として,教育者として──木下康仁先生との在りし日
【I-1 社会学】
木下さんの思い出
この世界に内属しつつ,自ら徹底的に思考し,この社会を変革せんと実践すること──木下康仁先生が問い続けたこと
木下先生の教え:本人に考えさせる
【I-2 看護学との邂逅】
実務家の研究的思考を信じ,育む社会学者
「研究者らしい研究者」木下先生から学んだこと
木下先生からのインタビュー依頼と批判的実在論
学問追究に対する熱い思いを秘めた生粋の研究者
学生指導の達人,教員のメンター
【I-3 M-GTA研究会の活動】
木下先生と私とM-GTA研究会──関わりあいのストーリーライン
意味ある問いを立て,その問いを追求し続けること
【研究する人間】と木下康仁先生
M-GTAを通して学び続けることの意味
木下先生が見られた「雄大な風景」を追い求めてゆく
木下康仁先生との出会いという奇跡
【I-4 ヘルスヒューマニティーズ】
「ウェルビーイングの新たな人間学」へ──木下康仁先生の「相互回復のメカニズム」探求
「人が生きる力とは何か,それは何によってもたらされるか」──木下康仁先生から託された問い
DIPExとヘルスヒューマニティーズ
【I-5 未来への期待】
木下先生からの学びと批判的実在論
学生の力と可能性を信じる,厳しくも温かい言葉
木下康仁先生からの『質的研究のすゝめ』──『母親の生きる力の軌跡』の研究プロセスを回想する
■II.[特別掲載]M-GTAアップデート
【シリーズ】M-GTAアップデート(抜粋)
■III.[再掲]『看護研究』誌インタビューと書評より──あらためてM-GTAとは
【インタビュー】M-GTAの集大成とさらなる進化
【『定本M-GTA』書評】
なるほど!という理解とともにM-GTAと質的研究を学ぶ
自分自身の方法としてM-GTAを獲得する
全ての質的研究者にとって必読の書
M-GTAの実践書,至れり尽くせりの集大成
●看護実践モデルの構築・評価・改善──その方法とプロセス・10
認知症の人々に対する看護実践モデルの考察──ステージアプローチから全人的ケアをめざす試み
●集まる つながる 広がる 若手研究者のバトン・39
重症心身障害児の学校卒業後の生活の安定に向けた研究活動をライフワークとして