【記事】
認知症のある人が安定した日々を過ごせる支援を!好評書の第3版!
認知症と診断されても、毎日、24時間、これからずっと認知症… というわけではなく、認知症はその人の一部なのです。症状に振り回されない時は、以前と変わらないその人も存在します。認知症のある人は、毎日の生活で困難なことがあっても、そこだけ手が借りられれば、その先は生活できることが多いのです。
作業療法士は認知症のある人の生活を観察して、その困難なポイントを見出します。これを「生活行為の工程分析」と呼びます。全面改訂した第3版となる本書では、この「工程分析」の方法を、事例と共に詳しく追記しています。また他にも、認知症に罹患しても、作業療法士や周囲の支援によって、これまでの人生経験を活かしながら本人らしく暮らす事例を多く紹介しています。
作業療法士養成課程の教科書として誕生した本書は、より実践的な内容へと改訂を重ねてきました。第3版では、臨床経験の豊富な谷川氏を共著者にむかえ、事例を増やし、より幅広い層に理解しやすい内容となりました。支援の考え方や支援方法は、作業療法士のみならず、関連職種にも参考になるものとなっています。作業療法の初学者はもちろんのこと、介護をする家族や、認知症支援に関わる多職種にも、ぜひ読んでもらいたい一冊です。