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AIはどこまで脳になれるのか 心の治療者のための脳科学

岡野憲一郎・著

出版社

遠見書房

発行日

2024/11/15

判型

B6変

ページ数

182

ISBN

978-4-86616-211-9

本体価格 2,200円
(税込価格 2,420円)

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【目次】
まえがき
第1章 私には脳科学はうさん臭かった
第2章 ニューラルネットワークとは?
第3章 ニューラルネットワークとディープラーニング
第4章 脳の表面では神経ダーウィニズムが支配する
第5章 意識とクオリア
第6章 解離性障害の脳科学 その1
第7章 解離性障害の脳科学 その2
第8章 左右脳の問題
第9章 快感と脳科学
第10章 嗜癖の成立
第11章 脳科学とトラウマ
第12章 心理療法家にとっての脳科学
あとがきのかわりの妄言
【記事】
「意識はどのようにして生まれるのか」,「AIに心はあるのか」,「そもそも心とは何なのか」──
この本は,これらの難問に,精神分析と脳科学の分野を自在に横断する稀代の臨床家,岡野憲一郎(京都大学名誉教授)が挑んだものである。
本書は,現代において目覚ましい進化を遂げているAIと人間の脳の類似性を紐解きながら,人間の意識の謎にかかわる幽体離脱体験,多重人格,トラウマ,依存症など,最新の脳科学研究や自身の臨床経験から,人間存在の根源に迫る刺激的な思索・知見がまとめられている。専門家のみならず,これから心理学を学ぶ方や,心の問題に関心がある方にも開かれた一冊となった。

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