【記事】
患者さんの訴えや症状から病態を推測して、適切な検査方法を選択できていますか? 患者さんに最も適した治療を決定することは非常に重要です。本書では、実習生が患者さんに対して理学療法評価を実践していく評価プロセスを解説しています。第1章では、情報収集の工程で入手した疾患名や既往歴をもとに、症状から想定される活動制限を把握します。そして、改善すべき基本動作の選定を行います。動作観察・分析、検査測定、目標設定、治療方針などについて触れました。また、第2章では運動器疾患や神経疾患など各疾患のPT評価プロセスと臨床推論について、病院勤務のエキスパートを執筆陣に迎え、考え方がよくわかる内容となっています。症例動画や解説動画を見ながら独学できるのも特徴です。この機会にぜひ、自分のスキルをブラッシュアップしてみませんか?