JAMT技術教本シリーズ 呼吸機能検査技術教本 第2版
【目次】
1 章 呼吸生理
2 章 呼吸機能検査機器の測定原理
3 章 呼吸機能検査
4 章 吸入負荷試験
5 章 呼気NO 濃度測定
6 章 運動負荷試験
7 章 動脈血ガス分析・パルスオキシメータ
8 章 呼吸機能検査に特徴的な患者対応
9 章 呼吸器系画像検査
10 章 検査機器管理
付録 予測式
【記事】
●呼吸機能検査を一から学ぶための実践書!
本書は、臨床検査技師を目指す学生から、臨床検査技師免許取得後初めて呼吸機能検査に携わる卒後5年程度の臨床検査技師までを対象に、呼吸機能検査に関する知識を一から身につけるための教本です。
2021年7月に日本呼吸器学会肺生理専門委員会から「呼吸機能検査ハンドブック」が発行され、基本的な部分では、肺活量(VC)における再現性の基準、努力性肺活量(FVC)における妥当性の基準、再現性の基準が変更となりました。第2版では各項目内容を見直し、「呼吸機能検査ハンドブック」による基準の変更を踏まえて、肺機能検査時に役立つように今の時代に対応した表記、基準、予測式、内容に更新しました。
呼吸機能検査は難しいというイメージを持っている技師の方が多いと思いますが、呼吸機能について理解し“呼吸機能検査は楽しい”と思えるよう、わかりやすい教本に仕上がっています。
「JAMT技術教本シリーズ」について
日本臨床衛生検査技師会(JAMT)が企画母体となり、「検査技師による検査技師のための」技術教本として臨床検査技師が行う標準的業務に必要な実務知識・手技・手法を網羅的に提供するシリーズ。新たなニーズや技術進歩に対応し、蓄積されたノウハウも盛り込んで、当該分野で求められるスタンダードなあり方をさし示す。