【記事】
腎機能に応じた最適な薬剤投与量を導く、日本腎臓病薬物療法学会のデータブック最新の第5版
腎機能低下患者及び透析患者への薬物治療では、用法・用量の調節を考慮しなければならない(または禁忌)薬剤が多数存在し、適切な投与設計が医療者に求められます。本書では、現在市販されている薬剤の腎機能別推奨投与量をGFR又はCCr5mL/min刻みの一覧表で掲載しており、「患者に投与したい薬剤・処方された薬剤は果たして減量が必要なのか?」「腎機能に応じた至適用量はどのくらいか?」が一目でわかります。
第5版では2,000を超える医薬品の2024年3月末日現在の情報を掲載し、最新の知見を踏まえ至適投与量を精査するとともに、記載内容が煩雑になっていた部分のレイアウトを改良しました。さらに、第4版に引き続き購入者限定の特典として『薬剤検索WEB』を開設しています。