服薬指導がちょっとだけ上手になる本 薬の知識の使い方、話の進め方
【目次】
第1章 なぜ“噛み合わない会話”になるのか
第2章 「いいですよ」とは言いづらい患者さんの“お願いごと”
第3章 “程度”で考えないと、患者さんを窮屈にしてしまうもの
第4章 “答え方”を間違うと、とんでもない誤解やトラブルのもとになるもの
第5章 その発言の裏に潜む、患者さんの不安や誤解も解決する
【記事】
日々の勉強で「薬学の知識」を身につけても、その知識を披露・活用する機会に恵まれない、いざ薬の説明をしてもいまひとつ響かない、そんな悩みを抱えている薬剤師も多いと思います。ここには、知識の不足というより、知識の“伝え方”や“タイミング”が問題になっていることが少なくないように感じています。
そんな“宝の持ち腐れ”から脱却するために、本書籍では、「薬学の知識」という薬剤師の最大の武器を補強しつつ、このカードをどのように切れば効果的か、どういった会話のどんなタイミングで繰り出せば良いか、患者さんからのよくある質問や難しい返答に対する「とっさのひとこと」から始まるコミュニケーションの組み立て方を、フローチャートを用いて解説しています。
薬剤師の対人業務が重要視される今、服薬指導において「情報」だけでなく「解決」を提供できる薬剤師を目指すためのスキルアップに、ぜひ活用してください。