必ず書けるようになる 論文執筆のための学び直し英文法・英語表現
【目次】
第1章 冠詞
――何となく使って意図と異なる文章になっていないか?
第2章 主語と動詞
――読み手の思考の流れを意識しているか?
第3章 能動態と受動態
――受動態の方が適しているのはどんな場合か?
第4章 関係詞
――不適切に使って逆に読みにくい文章になっていないか?
第5章 形容詞・副詞
――感情表現を示す単語を使っていないか?
第6章 接続詞
――文章と文章を適切につなげられているか?
第7章 前置詞
――多様な意味を理解して正しく使い分けているか?
第8章 確からしさを示す表現
――強さの違いを意識して使い分けられているか?
第9章 否定表現
――否定語を用いない否定表現とは?
第10章 論文では用いない方がよい文法
――分詞構文や仮定法を使ってもよいケースとは?
第11章 コロン、セミコロン、ハイフン、ダッシュ
――意味を正しく理解しないまま誤用していないか?
【記事】
英語を母国語としない研究者が論文を書くときはfool-proof English(誤りのない無難な英語)に徹し、文法的な誤りがなく、冗長・曖昧さを排し、読み手に伝わりやすい表現を使わなければならない。とはいえその土台となるはずの、高校や大学受験で学んだ英語の知識はたいてい抜け落ちてしまっている。
本書では、論文執筆のバイブル『必ずアクセプトされる医学英語論文 完全攻略50の鉄則』で一部を解説していた英文法と英語表現の手法に焦点を絞り、豊富な例文と解説で「論文の書き方に特化した英語の学び直し」を目指した。
論文執筆に必要な英語スキルを身につけるための、最短の道がここにある。