特集　治療効果を維持するためにどう動く？
　　　第一選択薬がないときの次の一手

■特集にあたって

■総論
　●医薬品供給不足に薬剤師はどう動く？
　　　――医薬品を安定的に供給するための薬剤師の役割を考えよう！
　●ジェネリック医薬品の供給体制と今後の展望
　●医薬品供給不足が続くなかでのフォーミュラリ策定のメリット
　●大規模災害時に求められる医薬品供給体制

■こんなときどうする？　抗菌薬がないときの次の一手
　●経口ペニシリン系製剤がない場合
　●経口セフェム系製剤がない場合
　●注射用アンピシリン・スルバクタムがない場合
　●注射用第一世代・第二世代セフェム系抗菌薬がない場合
　●注射用バンコマイシンがない場合
　●注射用アゾール系抗真菌薬がない場合

■こんなときどうする？　抗がん薬・支持療法薬がないときの次の一手
　●タキサン系抗がん薬が使用できない場合の代替療法
　●プラチナ系製剤がない場合
　●葉酸代謝拮抗薬または救援療法薬がない場合
　●5-FU製剤がない場合
　●制吐薬（NK1受容体拮抗薬，5-HT3受容体拮抗薬など）がない場合

■こんなときどうする？　救急医療・集中医療での頻用薬がないときの次の一手
　●静注用鎮静薬（ミダゾラムやプロポフォール）がない場合の次の一手
　●ノルアドレナリンまたはアドレナリンがない場合
　●注射用アセトアミノフェンがない場合

■こんなときどうする？　外来診療での頻用薬がないときの次の一手
　●心不全治療薬（ループ利尿薬）がない場合
　●糖尿病治療薬（メトホルミン）がない場合
　●免疫抑制薬（シクロスポリンまたはタクロリムス）がない場合
　●経口メトトレキサート（MTX）がないときの次の一手
　●経口ステロイド（プレドニゾロン，デキサメタゾン）がない場合
　●睡眠薬（オレキシン受容体拮抗薬）がない場合

取材
この人に聞く
●在宅で適切な薬物療法の評価・情報提供をするには？
　　――「多職種連携推進のための在宅患者訪問薬剤管理指導ガイド」公開
　溝神　文博（国立長寿医療研究センター薬剤部/長寿医療研修部高齢者薬学教育研修室）

座談会
●モダトレ×グラトレ カンファレンスルーム
　　――前編 薬学的臨床推論

連載
●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表，論文執筆［3］
　　先行研究の調べ方──どう調べる？ どう読む？
●つながる検査と薬［13］
　　抗MRSA薬投与中にCK上昇をきたした患者
●最新の話題をPick Up おしえて！　気になる小児感染症［3］
　　βラクタム系抗菌薬が使えないとき，小児感染症への代替薬はどうしたらいい？
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO［9］
　　救命救急領域　院内で患者が急変した際に薬剤師ができることは？
●振り返れば国試［13］
　　授乳婦への服薬指導のポイントは？
●添付文書からRMP，審査報告書まで 新薬ななめ読み［45］
　　メグルダードⓇ静注用 1000〔グルカルピダーゼ（遺伝子組換え）〕
●総合診療医が教える。外来薬物療法ケースカンファレンス［29］
　　SGLT2阻害薬の副作用でないものはどれか？
●あなたはどう考える？ パズルで紐解く病態別栄養療法［12］（完）
　　敗血症の症例に適切に対応するために必要なピースはどれ？
●ジャーナルクラブの広場