【目次】
特集 統合失調症の未来―研究と治療
総論
1.当事者の声─臨床医と研究者に伝えたいこと
2.統合失調症とはどういうことか
3.統合失調症のスティグマと社会参加
4.統合失調症の脳病態解明の到達点・未達成点─取り組むべきこと
分子病態
5.統合失調症の分子遺伝学
6.ドパミン受容体を標的とした統合失調症治療薬─構造生物学からの洞察
7.統合失調症のエピゲノムを標的とした治療薬
トランスレーショナル研究
8.統合失調症の動物モデル・トランスレーショナル研究
9.統合失調症のMRI脳画像トランスレーショナル研究
脳ネットワーク
10.統合失調症の階層性データ解析
11.サリエンスと精神症・統合失調症
12.統合失調症における脳内意味ネットワーク異常と連合弛緩
13.計算論的精神医学─統合失調症の病態理解のための新たなフレームワーク
臨床
14.統合失調症の神経認知機能と社会認知機能
15.ライフステージに注目した統合失調症への心理社会的支援─AYA期を中心に
16.統合失調症の空間疫学─都市性の環境要因
17.統合失調症の治療ガイドと学会の未来─共同創造を通じた研究と治療の橋渡し