【目次】
特集 「親なき後」に悩むとき
■巻頭に 賛否両論の病気
■特別企画 「親なき後」に悩むとき
●総論
「親なき後」を支える——願い、悲嘆、そして希望
精神障害のある子どもと暮らす家族への支援
「親なき後」を支える社会福祉制度
●さまざまな支援の現場から
障害者支援の現場から
知的障害者更生相談所の現場から
―知的障害者家族の「親なき後」の不安を支える
精神疾患のある子をもつ認知症高齢者の支援から
医療やケアの枠組みを整えながら「親なき後」を世帯の課題として考える
「親なき後」を支える法制度とその活用―弁護士の立場から
生活困窮者支援の現場から——断らない相談支援
●当事者・家族の経験から
「親なき後」も、親の思い通りにしたい
―親の本音と障害当事者による抵抗
「親なき後」を支えるかかわりとつながり
―精神障害当事者のきょうだいとして
知的障害のある子どもへの思いと備え―親の立場から
「ひきこもり」の困難と、小さな居場所
ひきこもり当事者の家族が今、できること
―「親なき後」を見据えて……池上正樹
■特別対談
なにがトラウマを癒すのか―釘抜地蔵と癒しの文化
■エッセイ
社会復帰調整官としての私の経験
―医療観察法に関与してからの約20年を振り返る
■連載
みえているけど“気づかないこと”―ナラティヴの向こう側(6)
他者の力を信じるということ
ケアを支える言葉と対話―こころを診る、そのまえに(4)
ケアの場所にある権威勾配に気づく
こころとキャリアの羅針盤―働く人と職場を支える(7)
マネジメントコンサルテーションの実際
性暴力とわたしたち―未来を生きるレジリエンス(3)
性暴力被害と心身への影響
アタッチメントを学ぼう―関係性の理解と支援(11)
アタッチメント理論と心理療法
■ほんとの対話
野田正人、相澤 仁、岩田美香他 編著『子どもたちが望む「家庭的支援」』
大阪府臨床心理士会医療保健部会 編
『養成課程では学べなかった心理職の仕事』
■こころの現場から
ティーンボイスプロジェクト(子どもアドボカシー)
家族のライフサイクル(私設心理相談)