変形性股関節症診療ガイドライン2024 改訂第3版
日本整形外科学会・日本股関節学会・監・日本整形外科学会診療ガイドライン委員会・変形性股関節症診療ガイドライン策定委員会・編
【目次】
第1章 疫学・自然経過
第2章 病態
第3章 診断
第4章 保存療法
第5章 関節温存術
第6章 人工股関節全置換術(THA)
第7章 大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)
【記事】
変形性股関節症は関節軟骨の変性や摩耗による関節の変形,骨棘形成などの骨増殖を特徴とする.股関節部の疼痛と可動域制限や跛行などの歩行障害を呈し,多くは進行性で長い時間をかけて病期は悪化していく.変形性股関節症の「疫学・自然経過」「病態」「診断」に関して,最新の知見とガイドライン作成指針に基づいて解説.また「保存療法」「関節温存術」「人工股関節全置換術(THA)」および「大腿骨寛骨臼インピンジメント」の各章では多様なclinical question(CQ)を設定し推奨度を示した.