【記事】
重いリンパ浮腫を発症した著者、2年前の子宮頸がん手術の後だった。太もも120cm、足首100cm、体重は118kgにまでなった。歩くことができず、生活活動が限られ、引きこもりとなった。シングルマザーで無職となり、暮らしに困難を極めた。
今、著者はひとつの希望のなかにいる。生きづらさと隣り合わせの方に、少しでも支えになれればという役割を感じるからである。奇跡とも思える回復力で、周囲とのつながりを取り戻した日々の体験や思いが、本にまとめられている。ンパ浮腫と向き合い、新しい一歩を踏み出すメッセージが伏流水となっている。