【目次】
特集 感覚をめぐる子どもの困りごと
■巻頭に 表情が和らぐ瞬間
■特別企画 感覚をめぐる子どもの困りごと
●総論
感覚の多様性を踏まえた子どもの支援
●学校での支援を考える
感覚をめぐる困りごとに学校でどうアプローチするか
——精神科医の立場から
学校における感覚に特性のある子どもへの対応
——基本的な考え方
感覚過敏等の感覚特性を有する子どもの食の困難と発達支援
●自閉スペクトラム症(ASD)と感覚
ASDにおける感覚と言葉のマイノリティ性
ASD児の嗅覚と困りごと
感覚をめぐる困りごとを抱えるASDの子どもを支える視点
●感覚のアセスメントと支援の手法
感覚プロファイル・シリーズを用いた感覚処理特性のアセスメント
ICFリエゾンベースで発達障害の感覚問題を捉える
ABA(応用行動分析)を用いた支援
ESDM(Early Start Denver Model)を用いたASDへの早期介入
●感覚研究の現在
感覚研究はどのようにASDの理解と支援に役立つか
発達障害のある人における感覚の問題
——ASD、ADHD、SLDでの特徴とセルフケア
聞き取り困難症(LiD)と聴覚情報処理障害(APD)
HSP・HSCとは何か?——社会的流行とその問題
■エッセイ
高齢の性的マイノリティへの生活支援
■連載
アタッチメントを学ぼう——関係性の理解と支援(10)
アタッチメント理論に基づく親子関係支援
性暴力とわたしたち——未来を生きるレジリエンス(2)
「性暴力」は、「暴力」である
みえているけど“気づかないこと”——ナラティヴの向こう側(5)
障がいがある人と援助者、それぞれの「傷つき」を聴く
ケアを支える言葉と対話——こころを診る、そのまえに(3)
本人のいないところで、本人のことを決めない
こころとキャリアの羅針盤——働く人と職場を支える(6)
管理監督者へのラインケア教育研修
■ほんとの対話
大庭 輝、佐藤眞一/編『心理学で支える認知症の理論と臨床実践』
ドライデン『CBTによるシングル・セッション・セラピー入門』
デガーモ『学校現場における里親家庭で暮らす子どもへの支援』
■こころの現場から
ふたり関係」から連携へ(私設心理相談)
医療トラウマと子どもの力(子どもアドボカシー)