【記事】
本書では、作業に焦点を当てた実践を可能にする理論・モデルとして、人間作業モデル(MOHO)、作業遂行と結びつきのカナダモデル(CMOP-E)、生活行為向上マネジメント(MTDLP)、作業療法介入プロセスモデル(OTIPM)、作業に根ざした実践2.0(OBP2.0)を取り上げた。精神科病院や精神科訪問看護などの現場で勤務する方々は、本書に記載された各理論・モデルの概要、そして実践例を読むことによって、どのような視点で対象者の作業に焦点を当てるべきかを理解され、より効果的な臨床実践につなげることができる。