【記事】
日本は高齢化率が高く、現在、世界に先駆け、超高齢社会に突入しています。それを表すかのように内科病棟では、高齢者が目立ちます。診療にあたる医師の皆さんも、「高齢者が多いなぁ」という印象を持っているのではないでしょうか。そこで本書では、実務経験の豊富な内科医として、定義やガイドライン通りに治療するだけでなく、一歩上を目指すための総合内科流の診断のコツを紹介しました。入院前と入院時の対応、入院後のマネジメントを円滑に進めるための準備、心不全、心房細動、尿路感染、誤嚥性肺炎、偽痛風、肝硬変、認知症、血糖異常、不明熱などの治療各論から、最後は退院後を見据えどのように対応すればよいかを詳述しました。また、今後需要が高まるホスピタリストの実務も知ることができます。本書を読んで内科病棟診療の醍醐味を一緒に味わってみませんか?