よくわかるACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)〈改訂第2版〉下 明日から使えるACT入門
ラス・ハリス・著・武藤崇・嶋大樹・坂野朝子・監訳・武藤崇・嶋大樹・川島寛子・訳
【目次】
第16章 「テクニックの詰め込みすぎ」とその他の危険
第17章 「今、ここ」に存在する
第18章 自分を優しく抱きしめる
第19章 大切なことを知る
第20章 もし何も大切でなかったら?
第21章 必要なことをする
第22章 フィフティ・シェイズ・オブ・アクセプタンス
第23章 協力者としての情動
第24章 何があなたを邪魔しているのだろう?
第25章 気づく自己
第26章 柔軟なエクスポージャー
第27章 認知的柔軟性
第28章 恥、怒りとその他の「問題」となる情動
第29章 柔軟な人間関係
第4部 まとめ
第30章 我と汝
第31章 行き詰まり解消のためのクイックガイド
第32章 ACT セラピストの旅
〈付録〉
付録A:参考情報
付録B:もっとトレーニングを受けたい人へ
付録C:ACT と RFT についてもっと読みたい人へ
【記事】
ACTを学ぶ初学者、すでに実践している臨床家にとって必読の書である『よくわかるACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)』の改訂第2版がついに登場した。改訂というより新作と言えるほど増補改訂されており、60%以上が新しい内容で、残りも大幅に書き直され、ページも増大した(上下巻に分冊となった)。旧版にはなかった臨床ツール「チョイスポイント」が新たに追加されるなど、旧版以上に「明日から使える」要素が増えたアップデート。また、初学者がつまずきやすい点や誤解しやすい点について、丁寧な解説や配慮がさらに増え、より実践的になった。
一般的にわかりにくいと言われるACTをよりシンプルに——。ラス・ハリスが語りかけるような明快さで、ACTへの扉を開く。