礼節のコア・コンピテンシー ― ケアするすべての人へ
【目次】
1.礼節とは何か、なぜ重要なのか?
2.職場における攻撃的行動が及ぼす悪影響
3.自己認識の力と責務
4.礼節の基本を実践する
5.コミュニケーション・スキルと対立処理能力を磨く
6.リーダーシップの力、ビジョン化、そして私たちの「WHY(なぜ)」を見つけること
7.セルフケアと専門職的ウェルビーイングを最適化する
8.組織変革のための上層部の支援と意識改革
9.高パフォーマンスな礼節チームを活性化する
10.データ駆動型行動計画の策定、実施および評価
11.方針立案を通して組織文化における礼節を確保する
12.礼節を祝う:看護職を高揚させ変容させる強力なエンジン
【記事】
多様性・公平性・包摂性が求められる今だからこそ、すべてのケアの現場に礼節を!
礼節とは、働く一人ひとりが、自分自身が受け入れられ、発言や提案の価値が認められ、実践が生産的であると感じられるような職場環境を育む基盤となるもの―― 、
組織において多様性・公平性・包摂性、そして帰属性が求められる今だからこそ、すべてのケアの現場に礼節が求められているのです。
本書が提案する「組織の礼節を育むプロセス」の8つのステップの活用が、お互いを尊重し、共感力を高める礼節の文化の醸成を促します。