【目次】
特集 もう迷わない! 循環器薬物処方
~若手医師へ贈る熟練医の処方の考え方
I.循環器薬の特徴について識る
1 Ca拮抗薬(ジヒドロピリジン系・非ジヒドロピリジン系)
2 β遮断薬(α/β遮断薬を含む)
3 RAA系阻害薬(ACE阻害薬・ARB・レニン阻害薬)
4 利尿薬(ループ/サイアザイド系・MRA・バソプレシンV2受容体拮抗薬・hANP)
5 狭心症治療薬(硝酸薬・冠拡張薬)
6 抗不整脈薬(I群・III群・IV群)
7 降圧薬(α遮断薬・中枢性交感神経抑制薬・末梢血管拡張薬)
8 強心薬(ジギタリス製剤・カテコラミン製剤・PDEIII阻害薬)
9 抗血栓薬(抗血小板薬・抗凝固薬)
10 心不全治療薬(ARNI・SGLT2阻害薬・HCNチャネル阻害薬・可溶性グアニルシクラーゼ刺激薬)
11 肺高血圧治療薬
12 脂質異常症治療薬(スタチン・エゼチミブ・フィブラート系薬剤・PCSK9阻害薬・EPA/DHA製剤)
II.疾患ごとの薬物治療の方針について理解する
1 高血圧症(二次性高血圧症を含めて)
2 心不全(急性/慢性心不全)
3 虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)
4 不整脈(上室/心室不整脈・遺伝性不整脈症候群)
5 心筋症(拡張型/肥大型心筋症・心アミロイドーシスなど)
6 心臓弁膜症
7 心膜/心内膜疾患(急性心膜炎・感染性心内膜炎)
8 動脈疾患(大動脈解離・大動脈瘤・末梢動脈疾患)
9 静脈疾患(肺塞栓症・深部静脈血栓症)
III.実臨床で迷うことがある病態での薬物治療の実際
1 高血圧を合併したHFpEFに対する急性期と慢性期の薬物治療
2 心室不整脈を合併した重症のHFrEFの薬物治療
3 妊娠時に重症高血圧が認められた患者での周産期の降圧療法~実際にどのように行っているか?
4 広範囲急性心筋梗塞における急性期と遠隔期の薬物治療
5 冠動脈疾患合併の心房細動に対する抗血栓療法
6 発作性心房細動に対するリズム/レートコントロール療法
7 高血圧に起因する急性大動脈解離に対する薬物治療
8 肺血栓塞栓症に対する急性期と慢性期の薬物治療