【記事】
プライマリ緩和ケアは全ての医師が身につけるべき基礎知識
植村健司医師が唱える緩和ケアは明解です。「苦痛(痛み)の緩和」「治療のゴールの話し合いと設定」「ケアの調整」。これらはがんの緩和ケアだけでなく、全ての重症疾患が対象になります。臨床において「これって、本当に患者さんのためになっているのだろうか?」と疑問に思った時こそ、緩和ケアが必要なのです。生活の質の向上、機能の保持、家族の負担の軽減など、患者や家族の価値観に寄り添い、治療のゴールを共に考え、適切に介入します。緩和ケアの「極論」をどうぞご期待ください。