【目次】
日常診療で見落としたくない神経疾患
I 説明しにくい症状・軽度の兆候のみのため見逃されやすい疾患
1.不随意運動・錐体外路症状
西田 裕哉
2.ミオクローヌス
森田 孝次
3.うつに伴う睡眠障害
久保田 茂樹
4.チック症
星野 恭子
5.軽度の神経発達症・発達障害
下郷 幸子
6.軽度の知的障害(神経発達症を除く)
吉野 豪
II 新たな診断・治療が可能となった疾患
7.ドラベ症候群
菊池 健二郎
8.脊髄性筋萎縮症
水野 朋子
9.神経線維腫症1型
武内 俊樹
10.Pompe病
福田 冬季子
11.先天性サイトメガロウイルス感染症
森岡 一朗
■[連載]実例でわかる 臨床研究入門
第5回 小児を対象にした研究における倫理的葛藤
川口 敦
■症例
可逆性脳梁膨大部病変を伴う軽症脳炎・脳症を合併した小児COVID-19関連多系統炎症性症候群の1例
久保 昂司
一過性の筋炎症状を呈したマイコプラズマ感染症の1例
小倉 弘嗣
■[連載]最近の外国業績より
神経
日本医科大学小児科学教室
(1)2型と歩行不能な3型脊髄性筋萎縮症患者におけるリスジプラムの2年間の有効性と安全性
(2)フェンフルラミン(FFA)投与はDravet症候群の未就学児(5歳未満)において、日常的な実行機能の改善と関連している
(3)フェンフルラミンはLennox-Gastaut症候群患者の転倒発作の頻度を臨床的に有意に減少させる
(4)在胎週数の違いによる思春期の認知機能への影響