特集　新しいバイオマーカーと分子標的治療の展開

編集にあたって
肝細胞癌における新たな診断・発がん予測バイオマーカーLG2m
がんの再発診断と補助療法適応診断のバイオマーカー
がんの治療感受性・耐性のバイオマーカー
リキッドバイオプシーの最前線（ctDNA, 循環腫瘍細胞）
リキッドバイオプシーの新展開（メチル化DNA, マイクロRNA, エクソソーム）
免疫チェックポイント阻害薬の新しいバイオマーカー
遺伝子パネル検査の重要性と実地医療での評価、展望
KRASに対する新しい分子標的薬
エピゲノム標的薬
核酸医薬
分子標的薬の幅を広げるタンパク質分解誘導薬
ADCの基礎と臨床

話題
　不妊治療の保険適応から、がん治療における妊孕性温存療法
　細胞老化を標的とした治療
　腫瘍学と循環器学の接点
　Exercise Oncology
　ASCO 2023 meeting report
　　1）総論、その他のがん
　　2）乳がん
　　3）希少がん
　　4）肺がん薬物療法の将来展望
　　5）消化器

解説
　免疫療法の光と影：抗CTLA-4抗体と抗PD-1抗体あるいは
　　抗PD-L1抗体の併用の安全性と有効性のバランスは？
　がんゲノム医療の現状と課題


連載　がん薬物療法専門医講座
　がん薬物療法専門医のための模擬テスト162－解答と解説－
　がん薬物療法専門医のための模擬テスト163

記録
　第34回抗悪性腫瘍薬開発フォーラム
　『Undruggable ターゲット・希少フラクションに対する分子標的治療開発をドライブする』
　　Undruggable RASからDruggable RASへ
　　Undruggable targetに対する臨床開発
　　DriverテクノロジーとしてのTDP―RASを標的としたタンパク質分解誘導創薬―
　　造血器腫瘍に対する治療薬のドラッグラグ・ドラッグロス
　　希少がん治療開発の現状―MASTER KEYプロジェクトなど―
　　第34回抗悪性腫瘍薬開発フォーラム『Undruggable ターゲット・
　　　希少フラクションに対する分子標的治療開発をドライブする』―総合討論―