【目次】
[特別企画]
子どもの声を聴く
―支援の現場から「子どもの権利」を考える
■巻頭に
被害妄想をもつ人への面接
■特別企画
子どもの声を聴く―支援の現場から「子どもの権利」を考える
▼総論
あらためて「子どもの権利」とは
政策決定にかかわる子ども・若者の参画
―その意義と有効性を支える実証研究
子どもアドボカシーの意義と必要性
▼児童福祉の現場から
児童相談所は子どもの声をどのように聴こうとしているのか
子どもの「声」とその基盤
―児童養護施設における『子どもの権利ノート』から考える
児童養護施設で子どもの声を聴く
意見表明権の保障と「育ち・育てなおし」
―児童自立支援施設の現場から
▼さまざまな現場から
小児科病棟で子どもの声を聴く
―チャイルド・ライフ・スペシャリストの視点から
児童・思春期病棟で「子どもの声を聴く」ために
子どもの医療における共同意思決定
家事事件における子どもの手続参加と手続代理人制度
離婚のプロセスで子どもの声を聴く
▼子どもの表現の自由を守る
子どもの表現とその権利の保障
デジタル世界で子どもの表現を守る
■論説
聞こえにくさを抱えることの当事者研究―心理的支援のあり方を考える
■エッセイ
精神保健の歩みを個人史からたどる―地域やひとを導線とした一つの試み
■連載
つながる気持ちはどこへ行く?―思春期の生きづらさとSNS(12)
【最終回】子どもたちのつながる気持ちと「居場所」
アタッチメントを学ぼう―関係性の理解と支援(7)
人生後半のアタッチメント
みえているけど“気づかないこと”―ナラティヴの向こう側(2)
「不自由さ」は障がいがある人だけのもの?
こころとキャリアの羅針盤―働く人と職場を支える(3)
緊急事態ストレスマネジメント
カップルセラピーは夫婦を危機から救えるか(15)
カップルセラピーの共通要因・原理・統合
■ほんとの対話
宮地尚子、村上靖彦『とまる、はずす、きえる』
福丸由佳 編『離婚を経験する親子を支える心理教育プログラムFAIT―ファイト―』
■こころの現場から
HIV・血友病のこれから(エイズカウンセリング)
話せるようになることは喪失かもしれない(子どもアドボカシー)
■伝言板