【目次】
第1回 それは、本当に、“急変”ですか? 急変対応総論
“急変”って何だろう?
“急変”を起こさせないためにはどうする?
急変対応で大切なこと1 患者さんの把握:5Pをチェック
急変対応で大切なこと2 急変のサインを知り、評価すべきポイントを理解する
急変対応で大切なこと3 チームビルディング:集団からチームへ
第2回 バイタルサインの実践的解釈(1)
RRSの限界
“急変”の前に認めるバイタルサインの変化とは
バイタルサインのみるべき4つのポイント
バイタルサインのみるべきポイント1
呼吸数を意識せよ:呼吸数は最も重要なバイタルサイン!
バイタルサインのみるべきポイント2
軽度の意識障害を見逃すな:呼吸数と意識は超大切!
バイタルサインのみるべきポイント3
普段との比較を意識せよ:デルタ値が大事!
第3回 バイタルサインの実践的解釈(2)
バイタルサインのみるべきポイント4
総合的な判断を:バイタルサインを統合し病態を推測せよ! (1)体温×脈拍数(心拍数)
バイタルサインのみるべきポイント4
総合的な判断を:バイタルサインを統合し病態を推測せよ! (2)血圧×脈拍数(心拍数)
バ イタルサインのみるべきポイント4
総合的な判断を:バイタルサインを統合し病態を推測せよ! (3)意識×血圧
第4回 院内心停止の対応:早期に認識し適切な介入を!
院内心停止の現状
院外心停止の予後を規定するものは何?
院内心停止の予後を規定するものは何?
院内心停止の予後規定因子1 院内心停止のリスクの見積り
院内心停止の予後規定因子2 心停止の早期認識
院内心停止の予後規定因子3 心停止への適切な介入
第5回 アナフィラキシー:迅速に判断し、
アドレナリンの投与を適切に!
アナフィラキシーの定義
アナフィラキシーの実態
アナフィラキシーの症状
アナフィラキシーの診断基準
アドレナリンの適切な投与方法
アナフィラキシーを疑ったら
第6回 SpO2低下:“SpO2100%”は100点ではなく赤点だ!
SpO2ってどうやって測定しているの?
SpO2とPaO2
SpO2の目標値は?
酸素投与方法と投与量
SpO2低下の原因は?
院内におけるSpO2低下の原因:5Pをチェック
姿勢を意識してみよう
SpO2低下、その前に
SpO2低下に出会ったら
第7回 血圧低下:血圧が下がってからでは遅すぎる!
血圧ってどうやって測定しているの?
ショックの定義
ショックの際に認める所見は?
ショックを見抜く瞬時に判断できる2つの項目
ショックの際のバイタルサインは?
ショックの4分類
ショックの4分類を見きわめるには?
院内における血圧低下の原因:5Pをチェック
血圧低下に出会ったら
第8回 発熱:具体的な原因を意識して対応しよう!
体温ってどうやって測定しているの?
発熱の原因は?
重症度の判断:SIRS・qSOFAをチェック
悪寒戦慄:菌血症を見逃すな!
8つの原因のポイントとピットフォール
発熱に出会ったら
第9回 院内の転倒:「どうして転んだの?」を大切に!
交通事故で亡くなるより、転倒で亡くなるほうが多い
なぜ転倒するの? 転倒リスクは?
どこで転倒? いつ転倒?
転倒患者に出会ったら1 バイタルサインを確認:“みるべき4つのポイント”+αをチェック
転倒患者に出会ったら2 症状を確認:頸部の所見を必ず確認!
転倒患者に出会ったら3 受傷理由を確認
転倒患者に出会ったら4 抗血栓薬の有無を確認
画 像検査の適応:転倒した患者さんのうち、誰を撮影するべきなのか?
第10回 脈が速い・遅い:モニターではなく患者をみよう!
心拍数と脈拍数
頻脈と徐脈
心房細動とは
ペースメーカは徐脈の患者全員に適応するの?
院内における頻脈・徐脈の原因:5Pをチェック
頻脈・徐脈に出会ったら
第11回 意識障害:頭部CTの前に確認すべきことは?脳卒中を疑ったらどうする?
意識障害とは
心停止か否か
意識障害の客観的評価
意識障害の原因の覚え方
院内で生じる意識障害の原因は?
収縮期血圧と瞳孔に注目
Cincinnati Prehospital Stroke Scale(CPSS)に注目
発症時間を意識して対応:“Time is Brain!”
せん妄とは
院内発症の脳梗塞の実践的対応
意識障害に出会ったら
第12回 DNARを正しく理解しよう
DNARとは
こんなDNARはNG
心停止時DNARを話し合うべき状態とは
フレイルとは
Clinical Frailty Scale(CFS)とは
第13回 急変対応に役立つアンガーマネジメント
アンガーマネジメントとは
怒るメリット・デメリット
じょうずに怒るとは?
怒りは二次感情である
怒りはなぜ生まれるのか?
怒りはコントロールできるのか?
イラッとしたら確認する5つのこと
あなたの職場は「心理的安全性」が担保されていますか?
アンガーマネジメントに役立つ、アサーティブ・コミュニケーション