【目次】
特集 意識
[巻頭言]
本人本位の認知症医療に迷う
[特集]
意識
意識科学の知見を臨床に活かす――特集にあたって
意識という難問
理性と感情(情動)
予測誤差と自由エネルギー――ヒステリーにとっての
脳と意識の進化――人間中心主義へのアンチテーゼ
動物行動学から見た「意識」について
意識の深層
Northoffの意識論
意識,ニューロサイコアナリシス,いのち・病・養生(神田橋)
[エッセイ]
「我思う故に我あり」から「行為的に直観する故に我あり」へ
「意識」についてのエッセイ
デカルトにおける「意識」及び「思惟」する〈私〉の生成
魚の自己意識
「意識」について思うこと
意識の在り方
[投稿論文]
[資料]
ユーザーからみた認知行動療法
[連載]
動機づけ面接を始める・続ける・広げる 第17回 鼎談 精神療法の普及について
――「動機づけ面接」はどうなるのか?(後編)
発達障害のいまとその先に向きあう――二次障害への心理的支援 第11回
強い感覚過敏性があった不登校事例と本人の回想
古典症例に学ぶ 第10回 症例R・N――フェレンツィとの相互分析
精神科診療の見立てと精神療法を,改めて考えてみよう 第4回 シャルコーとその時代 ③
18世紀末~19世紀半ばのフランス精神医学(上)
[書評]
マギー・シャウアー,フランク・ノイナー,トマス・エルバート著
『ナラティブ・エクスポージャー・セラピー[第2版]―人生史を語るトラウマ治療』
竹中 均著
『自閉症が文化をつくる』
ケビン・ホーキンス著
『マインドフルな先生,マインドフルな学校』
メリッサ・スプリングステッド・カーヒル著
『ADHDの若者のためのマインドフルネスワークブック
―あなたを“今ここ”につなぎとめるために』
神田橋條治著
『精神援助技術の基礎訓練』
葛西真記子著
『心理支援者のためのLGBTQ+ハンドブック―気づき・知識・スキルを得るために』
ミカエラ・メンデルソン,ジュディス・L・ハーマン,エミリー・シャッザウ,
メリッサ・ココ,ディヤ・カリヴァヤリル,ジョスリン・レヴィタン著
『トラウマ・リカバリー・グループ―実践のための手引き』
タラ・ブラック著
『ラディカル・アクセプタンス―ネガティブな感情から抜け出す「受け入れる技術」で人生が変わる』
メアリー・ボイル,ルーシー・ジョンストン著
『精神科診断に代わるアプローチ PTMF―心理的苦悩をとらえるパワー・脅威・意味のフレームワーク』
〈映画評〉EO(イーオー)
[患者から学ぶ]
当事者から学ばされる
[Review of Books Abroad]
Peter N. Novalis, Virginia Singer & Roger Peele :
Clinical Manual of Supportive Psychotherapy, Second Edition
[学会の印象]
日本集団精神療法学会第40回学術大会
Society for Personality Assessment “Collaborating in the Past, Present, and Future :
Pre-Conference Institute on Therapeutic Assessment”
[てらぺいあ]
トラウマにくり返し触れて慣らしていくこと
[かたるしす]