【目次】
特集 似ている薬の選択と根拠がわかる
救急・ICUの薬剤マスターブック
【1章】薬剤師が教える!救急・ICU薬剤のキホン
■1 薬物動態
■2 薬物の用量の考え方
■3 薬物相互作用
■4 配合変化・配合禁忌
■5 薬物血中濃度モニタリング
■6 小児と薬剤
■7 妊婦と薬剤
■8 高齢者と薬剤
【2章】ケースでわかる!救急・ICU薬剤の使い分け
■1 抗精神病薬・睡眠薬
―糖尿病既往のあるせん妄患者での選択
ハロペリドール/クエチアピン/ラメルテオン
■2 オピオイド
―腎機能が低下したがん性疼痛患者での選択
フェンタニル/モルヒネ
■3 抗てんかん薬
―痙攣性てんかん重積患者での選択
ジアゼパム/ロラゼパム/フェニトイン/ホスフェニトイン
■4 昇圧薬
―脊髄損傷で入院中の敗血症性ショック患者での選択
ノルアドレナリン/ドパミン/バソプレシン/アドレナリン
■5 輸液
―腹腔内感染による敗血症性ショック患者での選択
生理食塩液/酢酸リンゲル液/アルブミン製剤
■6 利尿薬
―体液貯留のある急性心不全患者での選択
フロセミド/トルバプタン/カルペリチド
■7 抗不整脈薬
―除細動抵抗性の心室細動患者での選択
アミオダロン/リドカイン/ランジオロール
■8 カルシウム拮抗薬
―虚血性心疾患既往のある心房細動患者での選択
ニカルジピン/ジルチアゼム/ベラパミル
■9 β遮断薬
―喘息既往のある心筋梗塞患者での選択
ビソプロロール/カルベジロール/プロプラノロール
■10 経口抗凝固薬
―腎機能障害のある、フェニトイン服用中の心房細動患者での選択
ワルファリン/ダビガトラン/アピキサバン
■11 抗血小板薬
―透析中の脳梗塞急性期患者での選択
アスピリン/クロピドグレル/シロスタゾール
■12 抗凝固薬に対する拮抗薬
―ワルファリン内服中の頭部外傷患者での選択
乾燥濃縮人プロトロンビン複合体/イダルシズマブ/アンデキサネット アルファ
■13 高カリウム血症治療薬
―腸閉塞既往のある高カリウム血症患者での選択
ポリスチレンスルホン酸カルシウム/ジルコニウムシクロケイ酸ナトリウム水和物/
グルコース・インスリン(GI)療法
■14 経口血糖降下薬
―うっ血性心不全、腎機能低下の糖尿病患者での選択
メトホルミン/ダパグリフロジン/シタグリプチン
■15 抗MRSA薬
―腎機能障害のある、肺炎による敗血症性ショック患者での選択
バンコマイシン/ダプトマイシン/リネゾリド
■16 抗真菌薬
―腎機能障害のある、フェニトイン服用中のカンジダ血症患者での選択
ホスフルコナゾール/ミカファンギン/アムホテリシンB製剤
■17 抗凝固薬
―内科系疾患入院患者におけるDVT予防としての選択
ヘパリンカルシウム/エノキサパリンナトリウム/エドキサバン
■18 ストレス潰瘍予防薬
―出血リスクの高い、肝機能・腎機能障害患者での選択
オメプラゾール/ファモチジン/スクラルファート