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うつ病ダイバーシティ

小林 聡幸・著

出版社

金原出版

発行日

2023/09/30

判型

B6変

ページ数

337

ISBN

978-4-307-15075-0

本体価格 3,200円
(税込価格 3,520円)

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【目次】
プレリュード:うつは世につれ世はうつにつれ
環の章 コロナうつなんか怖くない
沌の章 泥沼化するうつ病最前線
刻の章 不安、恐怖、抑うつ 〜未来の脅威、現在の危機、過去の呪縛
極の章 双極性障害としてのうつ 〜二つの極の狭間を飛ぶ、墜落なしに
混の章 躁とうつの混合 〜天高く心沈み、死ぬほどに歓呼す
幻の章 夢幻様状態 〜逃げたら、夢で逢いましょう
徴の章 自己臭 〜におってごめんのセミオティクス
インテルメッツォ1 登場薬物名鑑
迫の章 強迫 〜とらわれたのは、あなたのせいよ
妄の章 妄想 〜みだりであるが、みだらではない
燥の章 焦燥 〜じりじりと焦げつく時間
響の章 人格特性 〜うつ病患者の同調性と等張性
治の章 うつ病のレジリアンス 〜内なる回復のリズム
【記事】
最近、世間ではうつ病は心の風邪、誰でもかかる病気というキャンペーンがはられ、すっかりスティグマは軽減した。抗うつ薬のマーケットは拡大し、副作用の少ない薬が開発されて、極論だが「うつかどうかよくわからないけど、大して害はないから薬でも飲ませとけ」という時代にまで変化している。
うつ病はいったん世間で脚光を浴びたが、いまや関心は斜陽、アカデミアではいつでもちょっと日陰者。それでも、もう一度うつ病についてきちんと考えようという意見を共有する精神科医は少なからずいるが、まだまだ不十分だ。
診断基準やガイドラインだけでは立ち向かえないうつ病の臨床のリアルに、精神病理学の扉が開く。エッセイと学術が行き来する軽妙な筆致で描き出す、新感覚の精神医学書。

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