認知症ケアに活かすコミュニケーションの脳科学20講 人のつながりを支える脳のしくみ
【目次】
【第Ⅰ部】コミュニケーションのとらえ方
【第Ⅱ部】コミュニケーションを支える脳と身体
【第Ⅲ部】身体的なコミュニケーション
【第Ⅳ部】記憶・情動とコミュニケーション
【第Ⅴ部】認知機能とコミュニケーション
【第Ⅵ部】実践としてのコミュニケーション
【記事】
脳神経科学の専門家と認知症医療の専門家による画期的なコラボレーション!
コミュニケーションは認知症ケアの基本であり、ケアする人とされる人の関係性がとても重要です。認知症の人が相手でなくても、コミュニケーションを通して相手を理解するのは難しいことですが、ケアの現場ではそのコミュニケーション自体が困難になり、非常に苦労している現状があります。その一方で、脳科学の進展とともに、コミュニケーションを含んだ対人関係に関わる多くの知見が得られています。
本書は、認知症ケアに関わる人が認知症の人とのコミュニケーションで知っておきたい20のトピックについて、最新の脳科学をもとに解説するのみならず、実際のケアとの関係をわかりやすく説明することで、適切なケアの根拠となる考え方を深く理解し、認知症の人との良好なコミュニケーションに役立ててもらえるようにしたものです。
認知症ケアの専門職のみならず、認知症に関わるすべての人に読んでいただきたい内容となっています。