【目次】
序 章
第I部 当事者活動における当事者研究の歴史的位置づけ
第1章 力を取り戻す――難病患者・障害者運動の系譜
第2章 無力を認める――依存症自助グループの系譜
第3章 当事者研究の誕生――ふたつの当事者活動の系譜の合流
第II部 周縁者としての自閉スペクトラム者の当事者研究
第4章 障害者運動からみた自閉スペクトラム症概念批判
第5章 身体的自己感の当事者研究
第6章 自己身体を基点とした社会変革としての情報保障
第7章 置き去りにされた過去と歴史的自己感の当事者研究
第III部 当事者研究の方法論的検討