臨床現場のもやもやを解きほぐす 緩和ケア×生命倫理×社会学
【目次】
Part I 患者の希望が家族の希望と異なるとき
Part II 患者の希望が医療者の考える最善と異なるとき
Part III ある患者の希望をかなえることが公平性を欠くと思えるとき
Part IV 患者が「生きていても意味がないから,眠らせてほしい」と希望するとき
Part V 死亡直前になって患者の意思表示が曖昧になったとき
【記事】
患者は余命を知りたいのに、家族が反対するのはなぜ?
患者が頑なに貫いてきた面会拒否は、亡くなった後も続けるべき?
緩和ケアの日常臨床は、答えに辿りつかない「もやもや事例」に満ちている。
悩める緩和ケア医・森田達也と、生命倫理学者兼社会学者・田代志門によるリアルな往復書簡が、臨床のもやもやを解きほぐす!
文系×理系の視点で「それでどうするの?」から「なんでそうなるの?」までを考える、ゆるくて深い越境の書。