【目次】
プロローグ アルゴリズムと引き出し
草太、環状紅斑
救急当直、急性発疹症
久美の脳転移がん、がん治療薬の新しい薬疹
成長期の倫太郎、美香の紫斑
倫太郎と麗子、下腿の紅斑・硬結
大学院での研究、皮膚病変が警告する全身疾患
倫太郎と弓子、光線過敏症の弟
弓子と麗子、母親の眼周囲ブツブツと子供のシロナマズ
結婚の決断、引き出しの充実
留学の準備、純矢のホクロ
米国での生活のスタート、ライム病
草太の誕生、妊娠中の皮疹
米国の自然、リベドと痒疹
麗子との再会、粘膜疹
流れる歳月と麗子、眼瞼腫脹
草太の結論、黒色病変
草太の想い、慢性の紅色局面
弓子の告白、手洗いと消毒による皮膚障害
通夜での談、皮下型リンパ腫
完司の葬儀、コロナワクチンの皮疹
エピローグ
あとがき
索引