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症例から学ぶ神経病理

小栁清光・池田修一・著

出版社

中外医学社

発行日

2023/05/10

判型

B5

ページ数

172

ISBN

978-4-498-32894-5

本体価格 6,600円
(税込価格 7,260円)

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【目次】
Case 01 抗凝固薬服用中に多発性脳出血を生じた87歳女性
Case 02 急速進行性の脳内多発病変を呈した70歳男性
Case 03 家族性脳梗塞症例の50歳代女性
Case 04 歩行障害で発症し,四肢の筋萎縮と球麻痺が加わり2年の経過で死亡した86歳男性
Case 05 急速に進行する全身の筋萎縮と感覚障害,神経因性膀胱を示し家族性を有する59歳男性
Case 06 小脳症状で発症し,終末期に嚥下障害やミオクローヌスをきたした58歳女性
Case 07 46歳で構音障害を発症し,70歳で死亡した家族性発症の女性
Case 08 悪性リンパ腫の経過中に大脳白質脳症を呈した70歳男性
Case 09 2歳時に右下肢麻痺をきたし,その後成長とともに同麻痺は軽快したが,55歳頃から緩徐進行性の四肢麻痺が再出現し80歳で死亡した男性
Case 10 急速に出現した両眼の視力低下と四肢麻痺を主訴とする84歳男性
他22
【記事】
神経病理は難解で捉えづらい…そのように思う人は少なくない.本書ではそんな思いを払拭させるべく,症例所見をベースに,あたかもエキスパートの講義を受けているようにまとめた.受け身ではなく,読者自身も考えながら読み進められる流れになっており,一読すれば,脳脊髄の病理組織的な変化が無理なく分かるようになるだろう.神経内科専門医試験対策にも活用できる.どうしても苦手意識が消えない人にお勧めしたい1冊だ.

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