【記事】
訪問歯科診療に必携のこれまでに類をみない症例集です.
在宅,施設,病院などの要介護高齢者の訪問歯科診療の現場では,歯科医院に来院する患者さんとは全く違う口腔内の病状を目にすることがあります.これは免疫力が低下するためや,終末期で治療介入を希望されないため,加速度的に疾患が進行するためといわれています.
歯科医師,歯科衛生士が訪問診療先でみたことのない症状に出会ったとき,豊富な症例写真から当該疾患あるいは類似症状を見つけ出し,その対応に役立てるのが本書の目的です.
終末期を含めた要介護高齢者のさまざまな症状,そして経過までを大きな写真で示しており,歯科医師,歯科衛生士はもとより,要介護高齢者の口腔にかかわるすべての方々にとって,必携のアトラスです.