【記事】
前著はRStudioの基本的な操作から、棒グラフや箱ひげ図などの記述的なグラフについて解説をしてきましたが、本書は主に統計解析を伴う可視化をメインに取り扱った内容となっています。
おもな内容としては、相関と回帰分析、因果推論、メタアナリシス、生存時間解析、臨床検査学・診断学、生命医科学など、医学・生命科学分野の中でもより汎用性の高い可視化表現をピックアップして解説しています。
各グラフは、「概要→グラフとその解説→注意点→Rでの実装」という流れで構成されているため、自身の習得レベルに合わせて情報を取捨選択しながら、カラーでの複雑な可視化表現などを楽しめます。
医療系の論文でよく使われる統計手法、あるいは解析手法の図示を洗練させるにはどうしたらよいのか? 統計解析したあとの処理などの実践方法を学べる一冊です。