【記事】
適応拡大が急速に進むがん免疫療法の臓器横断的ガイドラインとして4年ぶりの大改訂となる第3版では、新たに登場した免疫チェックポイント阻害薬に加え、BiTE抗体やCAR-T細胞療法に関するエビデンスを収載した。また、近年急速に蓄積している臨床研究成果のシステマティックレビューに基づいた記載が大幅に追加された。免疫関連有害事象についても最新かつ適切な情報を提供している。さらに、5つの臓器横断的Background Questionを新設し、より充実した内容となった。治療医のみならず、がん免疫療法に携わるすべての医療者に役立てていただきたい。