【記事】
理学療法の重要項目である,検査・測定/評価に関わる基本的臨床技能と実践能力を高めることに力点を置いて編集した好評書の第3版.本書では,検査・測定の実際を紙上で臨場感をもって理解できるように,以下のような「図解」を多く用いた.
◎セラピストと患者のやりとりを対話形式で提示
◎正しい方法・誤った方法を図示して対比させる
◎フローチャートや,検査ポイントのまとめなど要点を徹底的に視覚化
◎イラストのクオリティを大幅にアップ
また,第3版では時代に即して内容を大幅増強.検査測定について医療面接・フレイルなど7項目,活動・参加で4項目,整形外科的検査18項目,22の病態別にみた検査・測定のコツなど,前版より100頁の増頁となり,検査・測定のすべてを網羅する1冊となった.理学療法学ぶ学生はもちろん,臨床の現場で活躍する理学療法士にも大いに役立つ必携書である.