マンガ 精神疾患をもつ人への関わり方に迷ったら開く本
【目次】
Chapter 1 オレム&アンダーウッドの「セルフケア理論」──私は何をしたらいいの?
Chapter 2 ペプロウの「対人関係理論」──提案を受け入れてもらうには?
Chapter 3 トラベルビーの「人間対人間の看護」──退院を目指しても意味がないのでは?
Chapter 4 ウィーデンバックの「援助へのニード」──相手が求めていることがわからない
Chapter 5 レイニンガーの「文化ケア理論」──相手がなぜそうするのか理解できない
Chapter 6 ロイの「適応システム」──幻視・幻聴が出たのに入院しなくていいの?
Chapter 7 阿保順子の「保護膜モデル」──病期によって関わりを変えるべきなの?
Chapter 8 ベナーの「ラダー理論」──私って成長してる?
Chapter 9 それぞれのステージで
【記事】
精神科に入職した新人看護師の成長物語である。精神科は、患者さんとの関わり方や看護の方向性に迷いが大きく、何が正解なのかが見えにくい。この本では、新人看護師がピンチな場面に陥るたびに、先輩が8人の看護理論家を引きながら導いてくれる。これを読む読者も、重要な看護理論のエッセンスを漫画でつかみながら、謎深き精神科の看護を理解していくことができる。